游々自敵

中身のない話と虚無

2019-01-01から1年間の記事一覧

推しが結婚したから我が身のことを考え直した

推しが結婚した。おわり。 とは問屋が卸さなかった。 私はフォロワーから「荻野ちゃん、お前の推し結婚したんだけど」と言われたときレンタルスペースのキッチンでバーニャカウダのソースを作っていた。リビングの様子を見に行こうと顔を出したら推しが結婚…

体一つで燃やされてこい

今年の5/24に封切りされたTRIGGERオリジナルアニメーション映画の「プロメア」がめちゃくちゃに最高でこのスルメを一生噛み締めていたい。おわり。 ……というのは冗談で、この作品が本当に好きで自信を持って人にオススメできるので出来る限りネタバレをしな…

一夏の備忘録(主にロックンロールと私について)

先日お恥ずかしいながら初めてライブハウスでのライブというものに足を運んだ。という言い方は正確ではなくて、正しく言い直すならばメジャーデビューしているアーティストのライブハウスでのライブ、になると思う。高校生の頃はよく同級生のライブに行って…

私はそれでも腹を切り身を削る

昨日、10冊目の本を出したので同人作家をやめた。 やめたという表現はあまり正確ではなくて、実際にはこの先もたぶん私は本を出すし本を売る。でも私はとりあえずここで自分に一区切りをつけたくて、「やめる」と宣言した。 同人作家がなんだかよく分からな…

わたしはインスタ映えを笑えない

InstagramというSNSは、もしかすると私たちの世代にとってはTwitterより身近なコンテンツなのかもしれない。生憎なことに私はTwitterのほうが性に合っているからInstagramを使うことはあまりないが、それでも1日1回はなんとなく開くし、私でさえそうなのだ…

昨晩はカレーを残さず食べた

一年ほど前に好きなアーティストが亡くなった、という記事を書いた。(リンクを貼るのが面倒なのでさかのぼって探してほしい) 今日はそのちょっとした後日談だ。 そのアーティストの新曲が昨日アップロードされていた。 というのも、彼の未発表の作品や未完…

君は天才を見たことがあるか

「天才」という言葉は今日そこら中で乱用と言っていいほど使われるような表現ではあるが、果たしてそのうちで本物は一体どのくらいいるのだろう。本物の天才がなんなのかを定義するのはかなり難しいけれど少なくとも私は私の価値観で人生で二回、「本物の天…